【行動できない】理由をつけてやらない人におすすめのアドラー心理学1

心理療法

こんにちは。

臨床心理士のみどりです。

みなさんはこんな事ってありません?

 
 

はぁー。ダイエットしなきゃだけど…できない…。

 
 

資格の勉強したいけど、やる気が起きない…。

 
 

あの友達嫌いだけど、誘いを断れない…

こんな、☓☓だから、○○したいけど、出来ない。ありますよね。

心理士<br>みどり
心理士
みどり

そんなあなたにおすすめの心理学がありますよ!

本日は、行動できる心理学、アドラー心理学のご紹介!

そこの、理由つけて行動できないあなた。もう大丈夫です。

無問題。

行動できる心理学。アドラーの理論

『嫌われる勇気』で、一躍有名になったアドラーさん。

このアドラーさんの主張は「○○したいけど出来ない…」をふっ飛ばしてくれる、ユニークな主張です。

かんたんに言うと…

○○したいけど出来ない…んじゃない!

○○したくないんだよ!!

っていう理論です。(誇張されてます(笑))

つまり、☓☓のせいで…という原因に意味はない!○○できないのは、○○したくないから。

みどり
みどり

あぁ!そこ!まだ帰らないで!!これから説明するから!!

アドラーさんの基本的な主張は5個あるのですが、この○○したくないから、しなくて済むように行動しているのだ!と言うのは、その理論の中の一つ【目的論】というものです。

なんでこんな身も蓋もない理論が出てきたのか…まずはそこから話させてください。

☓☓のせいで○○出来ない?

Aさん
Aさん

あー、この人苦手なんだよね…。また、ご飯のお誘いだよ…。でも、お世話になってるし…断りづらいんだよなぁ…。

こんなとき、私達は「お世話になっているから」「気まずいから」断れない…。と、断れない原因を探しますよね。

他にも…

忙しくて資格の勉強が出来ない

疲れていて、つい食べてしまって、ダイエット出来ない

ね、理由、原因って、一見もっともらしく見えます。

でも、アドラーさんは違います

アドラー
アドラー

原因なんて、ない!

その行動は目的があって、やってるんだ!

すべての行動は目的を達成するために行われている。

つまり、ダイエットできないのは、したくないから。

資格の勉強しないのは、したくないから。

断れないのは、つながってたいから。

そこに向かうために、行動しているからだ!というのです。

そんなー!身も蓋もない!

ですよね。でも、これにはきちんとした理由があります。

原因を探す師匠フロイト。解決策を探す弟子アドラー

アドラーは、あの、無意識の提唱者、大御所フロイトのお弟子さんです。

フロイトは、ヒステリーなどの精神症状は心の奥に抑圧されたエネルギーがあって、それが原因で症状が出てきている…と考えました。

抑圧されたエネルギーの原因を探し、明らかにしてやることが、治療の上では大切と考えていました。

ところが、アドラーはココに疑問を持ち始めます。原因探しばかりして、ちっとも良くならんじゃないか!原因探しよりも、どう乗り越えていくかが大切なんだ!

と言ったか、言わなかったかは定かではありませんが…

アドラーは、すべての行動は、なにか目的があり、必要だからやっている。その目的を見つめ直したほうが良い!と主張したのです。

まぁ、師匠に歯向かったので、二人は対立をするのですが… 

でも、確かに、原因ばかりに目を向けても良くならないときはあります。

例えばひどい肥満で、命の危機がある人に対し、肥満になった原因を探るだけでは、命の危機は脱しませんよね。

先に適切な処置、生活習慣の改善など、命の危機を脱するための行動が必要です。

「☓☓だから…」って原因に意味はねぇ!結局○○しないのは目的があるからだっ!!

乱暴ですが、このように、アドラーは原因が重要なのではなく、目的が重要なのだと説いています。

例えば先程の「お世話になっているから、嫌いな人だけど、お誘いを断れない」…という人がいますよね?

このとき「お世話になっているから」という、断れない原因に意味はない!!というのが主張なんです。

それよりも、

「結局、相手と繋がっていたいんだろ?」

「君は断らないという目的のために、『お世話になってるし……』って原因をつけてるけだけだ」

原因なんてなくて、

「断らない」という「目的」の為に、動いているだけなんだというのがアドラーの言う目的論の内容です。

本当の目的とはもっと奥にある『な・に・か』…

もちろん、この「お誘いを断らない」という目的には、その奥に、もっと様々な目的が隠されています

例えば「断ることで相手から嫌われたくない」「嫌われることで孤立したくない。」このような負の感情の回避です。

これをさらに深堀すると、その人が「嫌われたら生きていけない…」「生存に不利」という判断をしていることに気が付きます。

人にとって「死を回避する」ことは大きな目的です。その人の育つ過程で「親から嫌われたら死ぬかも」という学習をしていれば、「孤立する」「嫌われる」は死を連想させるかもしれません。

その回路が出来上がっていれば、当然「嫌われないこと」は大きな目的になりますよね。

究極的な目的は「断わらないこと」ではなくて「死なないこと」。

恐怖の回避が目的なのです。

目的論で内側にある思い込みに気づこう

原因を並べ立てていると、いつまで経っても、その内側にある、本当の目的にはたどり着きません。

そこにたどり着くための、最初の一歩として、とても重要なのが、この、目的論。

「お世話になっているから、断れない!」と、他者や外的に原因を帰属するのではなく、

「いや、本当は、断りたくないのでは?断らない事が目的なのでは??」と、内側にある隠された目的に目を向けるその一歩を踏み出すための目的論。

これこそがアドラー心理学を実践する上で大きな学び、収穫なのです。

実際に使ってみよう

Aさん
Aさん

あの人、本当に嫌いだけど、お世話になってるし…お誘い断れないなぁ。

こんなとき、目的論の立場に立つと…

まてよ、私、本当は「お世話になってるし」とか関係なく断りたくないのかも?

→断ったら嫌われそう。みんなから孤立しそう。

→そうなると、私はとても傷つくし、耐えられないな…。

→そうか…、私は、孤立して傷つきたくない!って目的のために断れないのだな…。

そこでようやく、人から嫌われることを恐れている自分に気づくことができます。

そうすると、その思考について、「本当に恐れるべきことか?」などなど、思考を変え次の一手が繰り出せるのです。

【原因論だと…】

 
 

お世話になっているから…昔からの付き合いだから…断れない…。

→状況は変わらない

【目的論だと…】

 
 

嫌われたくない。だから、孤立しないために断らないんだな。

 
 

ま、嫌われてもいいや!嫌いなんだから断ろう!

 
 

メリットもあるし、割り切って付き合おう。

→行動や考え方が変わる!

原因ばかり並べ立てて、以前と状況がちっとも変わらない人は、この、アドラー心理学、脳にインストールしてみてくださいね!

 
 

内側にある目的に気づいて、思い込みを外し、新しい一歩を踏み出しましょう!!

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