怒鳴られると固まる。冷や汗が出る。わかっちゃいるけど…

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怒鳴られるとフリーズしてしまう

私は患者に近いカウンセラーなので、よく立ち止まってしまいます。

彼らの巻き込まれてる波に近いところに立っているので

巻き込まれては、

こりゃ…どうしたら良いかわからんな……

と、立ち尽くしてしまいます。

例えばね、こんなクライアントの症状。

職場で人が怒鳴っている。

怒鳴られると、すーーっと血の気が引いて、固まってしまう。

そんな症状。

わかる!

怒っているのは私に対してではないのに…私のことって思ってしまう。

わかる!!

わかっちゃいるけど…治せない

安易にね、認知療法したって、そう思ってしまう根源は変わらないのを知っている。

テクニックなら知ってる。
でも、テクニックすら受け入れることができないし、

それは嫌!って抵抗する脳の感覚も知ってる。

 

だって、今まで、こうやって必死に生きてきたから。

私(クライアント)一人で必死に生きてきたから。

あんた(カウンセラー)なんかに分かってほしくないから。

私だけの感覚なんだから。

あんたなんかに分かってたまるか!って。
そんな脳の声も知ってる。

 

だって私もそうだったもの。

 

だから立ち尽くす。

 

症状を維持するのには理由がある。

カラダは症状を手放したら大変なことになるって知ってる。

脳も症状を手放したら、自分の根幹を揺るがすってことに気づいている。

でも、この症状はとっても辛い。
なければいいのに…と思う。

一歩外側から見てみる。

あなたの症状は、
あなたを生かすのに大いに役立ってる。

だって怒鳴っている奴は本当にヤバいやつかもしれない。
急に刺してくるかも…。

だから、死ぬかも!って
恐怖を体験させる。

小さいときに、たくさん学習したように。

そして、あなたはそれに気づいている。

気づいているだけでいい。

変える必要なんてない。

体がこわばっていい。
フリーズしていい。

これが私流って自信持ってフリーズしていい。

すごい怖かったね。

よく頑張った。

そう、自分を褒めてあげよう。

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