自律神経失調症の人のための仕事を探すポイント

自律神経失調症になると、かなり体がしんどく、急性期は日常生活が難しくなります。立ち上がるのもしんどい。重力が5倍くらいに感じる。頭の周りにモヤがかかったように何も考えられない。
また治ったようでいても、疲れがたまると症状がまた出てくる。心配になりますよね。

今回は自律神経失調症でお仕事を探し始めた方、あるいは症状がひどく、転職をしようと考えている方に、どうやって仕事を選ぶか、お話ししようかと思います。

産後2ヶ月で自律神経失調症を発症(私の場合)

私は産後2ヶ月頃に、突然強い不安、頭が重くなる、体が重くて立てないなどの症状が出てきました。

ちょうど少し遠くに宿泊で出かけていたのです。前日の移動でかなり疲れていたのでしょう。しかし、前日までそんなに疲れた感じはしていませんでした。二人目ということもあり、毎日育児もしていましたから、家事をしなくていい宿泊は楽で、ちっとも疲れている感じがしなかったのです。

しかしながら体は正直で、その日の朝は、立ち上がれず、猛烈な不安で、気が狂いそうでした。それから数日は頭が重く、立ち上がるのも億劫。その後、数ヶ月は、急に不安感に襲われたり、冷や汗や蕁麻疹、動悸などわけのわからない症状が次々出てきました。そして数年経った今でも、スッキリ元通りというわけではなく、疲労がたまると頭が重たくなってきたり、症状がちょっとずつ出てきます。

さて症状がひどかった頃は、いろいろ本を読んだり、病院に行ったり、休養をし、栄養療法なども試しました。(これについては、また今度まとめようと思います。)そのおかげか、かなり回復して、さあ少し仕事をし始めようと思ったのです。

でもそこでふと考えました。どんな職業がいいのだろう?どんな職場が良いのだろう?どういった条件が良いのだろう?病気になる前とはかなり条件が変わると思いました。

そこでこれからお仕事を探す、自律神経失調症持ちの方にお仕事探しのポイントをまとめておきたいと思います。

症状が軽くなってきた時の仕事の探し方

検索する順番は、勤務日数、業種、業務内容の順をオススメします。

つまり、最初から週1ー2で縛ってしまい、そこから興味のある分野に狭めていくことをお勧めします。

どうしてかと言うと、自律神経失調症は、病気と慣れるまでに時間がかかります。自分の体の様子をモニタリングし、働いてみて、疲れが出てきたら、そのサインをキャッチして、休むことで自分との付き合い方を学んでいきます。ですから、自分のペースを掴むまでは、休みが多くないと、調節できないのです。

休みの日を作る

休みの日を作る!!これ、重要です!本当に重要。まずは先ほどからも何回か言っていますが、勤務日数や時間を吟味してください。

症状がひどくて、お医者さんから仕事等控える様に言われている方は、なるべく仕事はせず、休むこと。家事も育児もなるべくしません。体力回復できなくなりますから。

でも、働けそうなくらい気力が出てきたら(この感じわかりますよね。体が少し軽くなってきた時期です)よくよく考えましょう。インディードやハローワークの求人で週1からOKなど条件を設定し、まずは1-2日から探して見ましょう。


お休みの日が多いと、たとえ体力が削られても、そこでリカバーできるのです。また、病院にすぐ行けたり、勤務日に疲れたなと思ったら家事をやらずにためておけます。遊びの部分を大きく作っておくことで、体調の波を穏やかにすることができます。

体調の良い時間帯を選ぶ

自律神経失調症は自律神経が活動を交代するときにうまく行かないなどで症状が出るそうです。ですから、朝や夕方などon↔off切り替えの時間帯が鬼門な訳です。

これ私にはよく当てはまっていました。私は特に朝、ずーーんと体が重たくなったり、不安感が襲ってきたり、腹痛になったり。そのため朝ゆっくりスタートするとなんとか一日調子を保てました。こんな感じだったので、病後の就労リハビリに初めての仕事は午後から数時間のものを選びました。皆さんも、どの時間帯が調子が良いか、自分観察してみてください。

また、通勤もかなり疲労するので、勤務地や通勤時間帯も要チェックです。

好きな分野を選ぶ


続けるためには、やはりモチベーションが大切です。自律神経失調症は出かけたりするのも一苦労なので、条件が合うだけで、やりたくない仕事だと、通勤だけでもかなり疲労が蓄積します。当たり前ですが、あなたの興味がある、あるいは少し好きだと思えるような分野から仕事を選びましょう。


ただし業務内容にこだわりすぎると、探す範囲がとても狭くなってしまいます。そうすると選べる条件も少なくなってしまいます。まずはリハビリと考えて、探す範囲は広く設定しましょう。例えば幼稚園の先生だった方の場合、「幼稚園教諭」ではなく「子供、教育」といったキーワードで探します。

たくさん検索に引っかかったら、次は業務内容を選んでいきます。

業務内容は体と相談する

好きな分野で仕事をするのはいいのですが、体力を使ってしまうと、一気に症状が現れるんです。私も無理をして夜遅くまで働いてしまった時、家に帰って蕁麻疹が体中に出ていて、疲れをためてしまったー…と自覚しました。ですから体の声を聞いて、少し余力が出そうな仕事内容選びましょう。

例えば保育士だとして、最初からフルタイムで入るのではなく、夕方の補助員だったり、託児所のアルバイトを数時間するなどです。好きな分野なので、どのような仕事があるか知っているかもしれませんが、調べると意外と職種の多さに驚くものです。

私は心理士ですが、クリニックや教育関係施設などで働く道しか知りませんでした。どれも最低8時間程度の労働です。でも、調べてみると、電話相談業務であったり療育関係の指導員など、時間の融通の利く仕事が、たくさん見つかりました。

また、教育関係に興味があったので、資格とは関係なく、塾講師の仕事も検討しました。私のやりたいことの本質は「子供と話す仕事」だったので、この大きな括りで探したのです。そうすると、さらに近場で条件にあった仕事が見つかります。

まずは本調子になるまでのリハビリです。自分の持っている資格や内容にとらわれずに、やってみたいことの本質をクリアにして、そこが含まれる仕事を探しましょう。

是非一度調べてみてくださいね。

終わりに

いかがでしたか?

自律神経失調症は症状が様々で、周りからなかなか理解もされず、日常生活が送れないくらい辛い症状も出る、とても苦しい病気です。

けれど、ゆっくりと休んで、栄養を取り、体のベースを整えていくと、必ず楽になっていきます。

体調はある日いきなり元気百倍になるわけではありません。病気と付き合いながら、生活していくのです。人は皆病気になります。ですから元の自分に戻ろう戻ろうとするのではなく、これを機に、新しい自分オリジナルの生活スタイルを構築していくんだと、そんな気持ちで、取り組んでみてくださいね。

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