【妊活セラピー】モヤモヤは消そうとせずに○○する

妊活

こんにちは
体弱い系心理士のみどりです。

本日は妊活のモヤモヤする気持ちの対処法ついてご紹介します。

妊活のストレスは多岐にわたる

妊活って色々とストレスが溜まりますよね。

妊活中のストレスって多岐にわたると思うんです。

いつ妊娠するんだろう?
本当に妊娠できるんだろうか?
通院やタイミング時の仕事やイベントの調整をどうしよう?

という、見通しが立たないことへのいらだち、焦り。

あの人妊娠してる、羨ましい…
妊婦ばかり目が行ってしまう
なんで妊娠できないんだろう?

という、他人に対して羨ましい気持ち、腹立たしいという気持ち

どうして協力してくれないの?
なんか夫と私で熱量が違う。
タイミング法や通院を私から促さなきゃいけないの?

というパートナーに対しての苛立ちや不安、恥ずかしさ

そして、それらが重なることでのストレス。
「あー、友達や親戚に会いたくない。」
「もう、でかけたくない。」
「通院も嫌だ。」

さらに、こういったネガティブな感情を待つことに対する罪悪感や嫌悪感

「こんなこと思う自分なんて最悪じゃん…」
「こんなんじゃ妊娠できない。」
「もう自分嫌い…」

すごい大変です。
妊娠できないという悩みだけではなく、自己嫌悪から、自己肯定感も下がるのです。

また、自己嫌悪は自分で自分を攻撃するループです。
本来、自分を肯定する存在から攻撃されるわけですから、とても苦しいのです。

この感情は瞬時に湧いては、くすぶって、消えてを繰り返し、もやもやとした不快な感覚を伴います。

このなんとも表現し難いモヤモヤを、消そうとするわけですが、これまたうまく行かないものです。

嫌になっちゃいますよね。

そこで今回はこのモヤモヤとの付き合い方をご紹介します。

1.モヤモヤを認識する

モヤモヤって、なんだか形のわからない、不快な感覚です。

はっきりとしたものだったら、それに対して対処ができますが、形がないので扱いづらい。

例えば、煙をイメージしてほしいのですが、手で捕まえようとしても、握ることはできません。

でも、その煙が風船に入っていたらどうでしょう?

あなたは、その煙を持って、どこかに置くなど、扱えるようになります。

同じように、気持ちにも形があると、扱いやすくなります。

なので、まずは形をつける作業をして、自分で扱えるようにしていきます。

気持ちに形をつける。どうするかと言うと、感情に名前をつける作業をするのです。

モヤモヤしたら、それは何なのか、どのような感情か、識別しましょう

羨ましい
悲しい
寂しい

どんな感情なのか、一度きちんと見てあげましょう。

例えば、妊婦を見てイライラしたら、まず、「怒り」

でも、それだけではないはずです。

妊娠できない「悔しさ」「悲しみ」などがありますね。

それらを、きちんと自分で「分かってるよー」と、認識してあげるんです。

2.ラベルを貼ろう

そしたら、その識別したラベルを、気持ちにペタンと貼ります。

3.あることを許して置いておく

次の工程では、そのモヤモヤ自体はあっても良い、と許可してやり、ひとまず置いておきます。

モヤモヤした感情を、「そんな感情持ったらダメ!」とか思うことで、「思ってしまった悪い自分」というダメだしが始まります。
自分で自分をダメだしし始めると、どんどんと自己評価も下がってきます。

でも、そのモヤモヤした感情は妊活していたら当たり前に出てくるものです。
出て来て当たり前

妊活して出てくる感情は体験を脳が処理する上で当たり前に出てくるものです。
ですから、無理に消そうとしたり、ポジティブに捉えようとするのではなく、

「あ、そう思ったんだね、そりゃそう思うよね。」
と、存在することを許可してやり、ポンと、心のどこかに置いておいてやります。

この、許可するというのはなかなか抵抗があるかもしれません。



イメージして欲しいのですけど、部屋の中に大きなダンボール箱があります。

それをどうにか家の外に出そうとするのではなく、とりあえず、邪魔にならないところに置いておく感じです。

置いておく。大事です。

うまく行動できる人って、この、不快な感覚があっても、うまく置いておくことができる人だと思うのです。

人は皆、ストレスと共に生活していますが、ストレスが大きすぎたり、それに囚われた状態ですと、とても生活しにくいです。

ですから、あることを許可して、置いておく。

先程の妊婦さんを見てモヤモヤした例でいくと、

モヤモヤとした煙が部屋に充満すると、その煙に囚われて動けなくなってしまいます。

なので、まずは煙をダンボールに詰めてラベリングします。

「悲しい」「悔しい」

箱詰めが終わったら、

「悲しいよね、悔しいよね、そりゃそう思うよね」「当然よね」と、自分で自分に共感してあげます。

この共感は、その感情はあって良いという許可、許し。

でね、その許しがあると、それ以上煙に振り回されることが少なくなるんです。

今、モヤモヤ気分に囚われすぎて、妊活が辛くなっている方はぜひ試してみてくださいね。

ちなみにこの、ラベリング方法は仏教のワークを参考にしています。
くさなぎ龍瞬さんの『悩んで動けない人が一歩踏み出せる方法』という本の中で紹介されていたラベルを貼るという方法です。
興味のある方は、読んで見てくださいね。

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